店員さんに声をかけられるまで

いきなり店員さんに何を聞いて良いかもわからず、とりあえず彼と一緒に実物パネルとパンフレットを見比べてみることにした。
最近はどこでも良く屋根の上に見ることができる、太陽光パネル。やっぱり大きいな。これだけの大きさのものが何枚も乗るっ

て、やはり工事も大変なのだろう。それを考えると、それなりのコストがかかることにも納得がいく。 ン百万になるのだろうなぁ・・・?と考えると、それを設置する意味が正直わからない。とたん、ここに来たことがちょっと怖くなってしまったり。
見た目だけではどのメーカーが良いのか、あまりわかりにくい。
なので、今度はパンフレットを見比べてみる。
まだ初心者のわたしたちは、その性能の違いまではわからず、とりあえずわかりやすいところから見比べ始めてみる。

気になったのは、モニター。ちゃんと発電した電気量とか、自分が使っている電気量が見やすくわかりやすいように表示されるパネルがあるんだ。メーカーによっては持ち運びができるものまであった。これなら、どこにどれだけの電気が使われるのか目に見えることになるので、節電にもつながるんだろう。 発電した電気は、まず自分の使う分が優先され、余った分を売電としてまわされることがわかる。 驚いたのは、売電価格は10年間固定とされ、その売電価格が毎年下がっているという現状。わたしが見に行った2013年度は1kwあたり38円だという。だから、みんな早い方が良いって言っていたんですね。

もしかしてこれまでも会話の中にそんな話しも出ていたかもしれませんが、そのときは興味もなかったし、よくわからないことだから、頭の中を通過してしまっていたのかもしれない。もし、教えてくれた人がいたならごめんなさい。今さらながらに、数字として認識したわたしです。
そんなことを考え、彼と夢中でパンフレットを見比べていたら、知らぬ間に真後ろにさっき見た店員さんが。
「太陽光発電をお考えですか?」
いつの間にか実物の太陽光パネルとパンフレットを見るのに夢中になっていたわたしと彼は、店員さんの存在を忘れてしまっていたのです。
いきなり後ろから話しかけられたら驚きますよ、まじで。
当初の目的をあやうく忘れるところでした。
あまりの驚きで、聞こうと考えていたことが頭からすっぽり抜けてしまったわたし。なにを聞いたらよかったのかな・・・?