設置のための前調査

どうやら、とっても忙しいみたいな担当者さん。ひと通りの説明が終わると、また次の説明に行かなければならなくなったようです。でも、まだ屋根の状態を見ただけ。まだ、天井裏の状態を見なければならない、と聞いていたのですが・・・。
そこから先は、作業機の男性のみの作業になるようです。
ええ〜?担当者さんがいないのに、作業着の男性だけ

が、自宅に入ってくるのか?と、ちょっと不信感を抱いてしまったのも、最初のうちだけ。 屋根から降りてきた男性、実はとても親切で、感じの良い方だったのです。 屋根の補修に続いて、屋根裏の状態まで丁寧に説明してくれたのです。屋根も状態的には全く問題がないそうです。実際、屋根に上がってみると、とても太陽光発電パネルを設置できる状態でない屋根に出会うことも珍しくないのだとか。そんなときは、まず、屋根のメンテナンスをしてからしか、設置を請け負わないそうです。彼の家の屋根は、一部補修しなければならない個所があっただけで、まだ、屋根の塗装までは必要ありませんでした、とのこと。ちょっと、気分良いですよね(笑) そして、屋根裏の状態も、特に水漏れの確認もなく、補強としても、どちらかと言えば、しっかりした補強のスパンだ、と言っていました。っていうか、けっこう簡単に、屋根裏って覗けたんですね。そのことに、ちょっと驚いたのはわたしだけだったのかな?

この作業着の男性、もともとはリフォームのお仕事をされていたそうです。それが、会社の新規事業として、何年も前ですが、突然、太陽光パネルを設置するための部署にまわされてしまったのだとか。そこから始めた、猛勉強。なんとかIDを取得することができて、ひと安心したそうです。

なるほど。それで屋根の状態とか、屋根裏とか、電気関係のことまで詳しかったわけですよね。でも、残念なのが、設置自体は、この男性が担当するわけではない、ということ。太陽光発電が注目されてから、思った以上に忙しくなり、彼は設置するための前調査専門みたいになったそうです。
あとで、担当者さんから聞いたのですが、調査と設置を同じ人がすると、どうしても設置するための目線でものを見るようになるのだとか。つまり、“ここの設置は、基準的には問題ないけれど、実際に設置するのは大変だなー”と思ったとき、なんやかやと理由をつけて、太陽光パネルの設置可能台数を減らしてしまうこともなきにしもあらずなんだとか。それは困りますよね。わたしたちにしたら、一枚でも多く取り付けたい、というのが現実ですから。もちろん、電気屋さんの方も、一枚でも多く販売したいでしょうしね。 やはり、いろんな目線からの説明を受けるのが一番ですよ。