設置を真剣に考える

最初は、ちょっと見るだけ、とか、見積もり無料だけ、っていうつもりだったんです。
でも、詳しく話しを聞いてしまうと、なんだか設置した方が良いような気がしてきますよね。と言っても、あくまで設置費用によって、ということになりますけどね。
日差しに弱いスレート屋根、防水の保障は10年。彼の買った家は、中古で築7年から8年になろうとしているところ。家って、見た目は綺麗でも、手をかける時期にきてるんですよね。
いろいろメンテナンスをしなければいけないところはあるとは思いますが、ひとまず、屋根に太陽光発電パネルをつけることで、少なくとも防水のための塗装は今のところ必要なくなる、と考えても良いみたいだ。

太陽光パネルを設置することで、直接雨が当たることからも避けられるし、逆に直射日光からも守られる。パネルの間を流れる雨も、汚れを流すための水みたいなもの。
ただちょっと気になるのが、メーカーによって10年保障と15年保障の差があるということ。その違いはなにか?

ぶっちゃけ、担当者さんに聞いてみる。担当者さんからの説明はこうだ。何か問題がある際は、ほとんどが初期の段階で出るのだとか。部品が悪かったり、動作不良があったり。その調整が終わると、ほぼ、なにもなく動いているのが実情なんだとか。といっても、その電気屋さんでの例なんですけどね。
よく問題が出ているケースで多いのが、太陽光パネルにまだまだ補助金があった販売当初に、とにかく補助金を理由に早く工事をすすめた方が良いのだと、斡旋業者的な人たちが販売に回っていたりしたのだとか。その人たちが、販売、設置のグループで、ターゲットの地域を見て、突貫工事で地域を流れて行ったそうです。中には、途中で名前を変えたりして、工事したところと連絡がつかない、なんて問題も出るところもあったのだとか。そういえば、そんな話しも聞いたことがあるような・・・。
それらの問題を解消することになるか、はわかりませんが、担当者さんが話すには、この電気屋さんも、今、屋根を見てくれている業者さんも、メーカーとしての条件を勉強し、それをクリアして得られるIDを取らなければならない、というのだから、かなり安心できそうですよね。
説明するには、説明するためのID、設置するには、設置するためのIDが必要になるのだとか。しかも、取り扱うメーカーも1社ではないので、そのメーカーごとにIDを取得しているそうです。よく考えてみると、メーカーによって取り付け方も違うでしょうし、メーカーの下請けとして取り付けるわけじゃないですから、それなりに勉強も必要になるのもわかりますね。
でも、ちょっと、驚いてしまいました。そうやって、説明してもらえると、とてもわかりやすかったです。この担当者さん、きっとこの調子でファンをつくって、いっぱいお仕事をとっているんだろうな、なんて、推測してしまいました。

まだ、どれだけ太陽光発電パネルを設置できて、どのくらいの補助金が戻ってきて、いったいいくらかかるのかもわからないのに、どこかで注文してしまいたくなったわたしと彼でした。